ニベイア・エンヂニヤリング

ーバイクを斜め後ろから見てみるメディアー

バイクで転倒、立ちごけして、エンジンがかからなくなったときの、たった一つの対処法

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どうも、ニベイアです。

 

今回はバイクで転倒してエンジンがかからなくなってしまったときの対処法について書きます。

 

よく転ぶオフロード界隈でよくやる対策を書きました。

 

 

 

 

先に、この記事では、「バイクに深刻なダメージがない」ことを前提にしております。

立ちごけだとか、林道での山の中で転んじゃったとか。

レバーが折れた!カウルに傷がついた!なんてのは始動性に全く関係がないので該当します。

 

対して、ケースに穴が開いた!マフラーがへこんで排気管がふさがった!!等という場合はちょっと問題が大きすぎるので別の記事をご参考に。

 

対処法ですが、説明は後にして、先に結論から。

 

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<確認>

キルスイッチはONになっているか??

 

 

①対処法(キャブ車の場合)

 

「アクセルを全開固定にしてキックorセルを回す!」

 

 

②対処法(インジェクション車の場合)

 

「イグニッションを一回OFFにしてまたONにした後、通常通り始動(アクセルは全閉)」

 

 

多くの場合はこれで解決します。

 

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①のキャブ車「アクセルを全開にて再始動」はオフロードでよくやる方法です。

エンデューロやトライアルでは練習中にしょっちゅう転ぶので。

 

でもなぜスロットルを全開にするのかというと、「薄い混合器を作るため」です。

転倒後はキャブ内のガソリンがポート内に侵入し、強制的に濃い混合器が生成されやすい環境になってしまっているため、プラグがかぶりがちで、始動性が悪化します。

 

キャブ車で始動時にスロットルを全開にすると、キャブに流入する空気の流量に対してベンチュリの断面積が過大になり、十分な負圧が発生しないので、ガソリンが吸い出されず、薄い混合器が生成されます。

結果、ガソリン分の少ない乾いた空気をキャブで作ってやることで、中和させて解決してしまおう。という感じ。

 

 

巷では、転倒後の再始動はアクセルは閉じて!キャブにガソリンが送られるのと

プラグが乾くのを20分くらい待って。という意見が多いようですが・・・・

 

そんなので再始動できたためしがないんですよね。(笑)

 

 

スクーターの負圧コックなんて、待っててもガソリン降りてこないし、待ったからと言いてプラグが乾くわけもないし。ただでさえかぶっているのにスロットル閉じてたらいつまでもかぶりっぱなし。

 

あ、FCRのキャブがついている場合は気を付けてください。加速ポンプがついているので全開にしたとたんにガソリンがドバ――――っって出てくるので、ゆっくり開けましょう。で固定しておきましょう。

 

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②インジェクション車「イグニッションを一回OFFにしてまたONにした後、通常通り始動(アクセルは全閉)」について、

多くのインジェクション車が、安全装置として、転倒後にエンジンが止まるようにしているからです。角度センサが加速度センサかか何らかのセンサーが、転倒を検知して、燃料供給をカットしたり、セルを回らなくしたりします。

 

バイクを起こしてから、一度OFFにした後にふたたびONにしてやることで、システムをリセットして通常状態に戻してやることで再始動が可能になります。

 

ここで気を付けてほしいのが、アクセルは全閉で動かさないコト。

インジェクショ車はアクセル全閉でセルだけを回して、それで始動できるように作ってありますので、余計なことはしないでください。

 

 

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以上、対策と説明でした。

お役に立てれば光栄です。

 

ニベイアでした。